社長通信(Never Ending Story) vol.125

みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪
~与えるものが、受けとるもの~
第153期も今日が最後の全体朝礼となりました。
今週のNever Ending Storyでは、
「与えるものが、受けとるもの」という言葉の
原点についてご紹介してみます。
私が子どもの頃、
クリスマスの夜には毎年
サンタさんが来てくれました。
家族みんなでクリスマスケーキを食べ、
寝る前には枕元にいつも履いている
小さな靴下を準備して、
「ちゃんとプレゼント入るかな?」
「煙突が無いけどサンタさんは
入って来られるのだろうか?」
などと心配しながら眠りについたものです。
それでも不思議なもので、
翌朝目を覚ますとちゃんと枕元に
プレゼントは置いてあります。
「あ!やっぱりサンタさん来てくれたんだ!」
プレゼントを見つけたときの
あの高揚感は生涯忘れることはないでしょう。
特に印象的だったプレゼントは、
3~4歳のころにもらった
「でんぐり返りをするロボット」と、
6~7歳のころにもらった
「21 世紀こども百科」という
児童向けの百科事典です。
「サンタさんの正体を突き止めよう!」と
寝ないで頑張ってみた年や、
子供部屋の扉に開けると音がなる
手製のトラップを仕掛けた年もありましたが、
結局だめでした。
そうこうしている内に
サンタさんは来てくれなくなり、
結局お礼を言うことはできませんでした。
ただ、今でもふと思うことがあります。
「サンタさんは一体
どんな気持ちだったのだろう?」と。
冷静に考えてみると不思議な話です。
真っ暗な部屋に忍び込んで、
枕元にこっそりとプレゼントを置いて、
何も言わずに去っていく。
直接子どもから
「ありがとう!」と言われることもなく、
また翌朝プレゼントをもらって
喜んでいる子どもの顔を
見られるわけでもありません。
それでも大人になって思うことは、
「もしかしたら、
サンタクロースはこの世で
もっとも幸せな仕事なのではないか?」
ということです。
枕元にプレゼントを置く瞬間、
暗闇の中でもサンタさんの心の目には、
子どもの可愛い寝顔も、
翌朝の喜ぶ表情も、
すべてが見えていたのではないでしょうか。
そして、その時に感じるであろう感覚が
私が思う「幸せ」です。
「与えるものが、受けとるもの」
というワンフレーズは、
このような私の幼少期の実体験が
ベースになっています。
誰かに咲顔を届ける瞬間、
私たちの心は自然と満たされていきます。
そう考えると誰もがみんな
小さなサンタクロースかも知れませんね。
来期もお客様に、
仲間に、家族に、
咲顔の花を届けていきましょう。
今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
二度とない
「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたは誰の咲顔を思い描いていますか?
明日のために今日、幸せの種を蒔こう。
すべては、私たちの明日の咲顔のために!
To be continued…