社長通信(Never Ending Story) vol.98
みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪
~部下の成長に応じた上司のあり方~
今週は、
SL(Situational Leadership)理論について
一緒に考えてみましょう。
SL理論とは、
部下の習熟レベルに応じて
接し方を変える
状況対応型リーダーシップ理論
のことをいいます。
SL理論では、
リーダーシップには
以下の4つの段階があると考えます。
1.指示型リーダーシップ
主に新入社員などの
何をすればよいのかが分からない部下が対象です。
上司は具体的で細かな指示を出し、
部下に実務や仕事の進め方を教えます。
部下は言われたことを
言われた通り忠実に遂行する中で、
仕事を覚えていきます。
守破離で言うところの「守」で、
まだオリジナリティを発揮する段階ではありません。
コミュニケーションとしては、
上司→部下という一方通行がメインになります。
2.コーチ型リーダーシップ
1を経てある程度の実務能力が備わってきたら
次のステップです。
上司はまだ細かな仕事の指示を出しますが、
同時に「どうすればいいと思う?」などの
質問を通じて部下に自分の頭で考えさせ、
上司部下が一緒になって相談をしながら
仕事を進めていきます。
コミュニケーションは上司→部下の一方通行から、
上司↔️部下といった
双方通行に変化していきます。
部下の主体性を少しずつ引き出していく段階です。
3.援助型リーダーシップ
援助型リーダーシップは、
将来的な独り立ちに向けて
上司が部下の背中を押してあげる段階です。
仕事について細かい指示は減り、
逆に具体的な提案を求めるなど、
部下が自分で考えて決定・行動ができるように
相談や対話を通じてサポートをすることが
上司の役割になっていきます。
守破離でいうところの「破」で、
部下は自らの殻を破って
オリジナリティと主体性を
発揮していくことが期待される段階です。
4.委任型リーダーシップ
独り立ちをした一人前の部下に対する
リーダーシップです。
最大限に仕事を任せ、
自主責任経営のもとに責任と権限を移譲します。
上司は必要に応じて
気になったことを確認する程度です。
相手の成長に応じて
適切なリーダーシップも
変わっていくということですね。
皆さんはどう思いますか?
今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
2度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたはどんな未来を描いていますか?
明日のために今日、幸せの種を蒔こう。
To be continued…