社長通信(Never Ending Story) vol.41

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
本日も【社長通信】をお届け♪

~祈り~

本当か嘘かはわかりませんが、
「倒産した会社の約9割には神棚がない」
という調査結果があるそうです。
また銀行の担当者は
「会社に神棚が祀ってあるか」
「神棚は手入れが行き届いているか」を、
融資の判断材料の1つとして見るそうです。

確かに、
繁盛しているお店や長く続いている会社には、
立派な神棚がお祀りしてあるように思います。

例えば、
クラブハリエやラコリーナで有名な
たねやグループ
(滋賀県近江八幡市、創業1872年)さん。
私が立ち寄ったたねやさんの店舗には、
それはそれは立派な神棚がお祀りしてありました。

また、同じ名古屋で東邦ガス関係の仕事をしている
某社さんの本社にも、
それはご立派な神棚がお祀りしてありました。
なにより驚いたのは、
毎月1日には熱田神宮から神主さんをお呼びして、
その神棚の前でご祈祷を
していただいているそうです。
お酒や野菜、果物などのお供物も本物でした。
また、東区に本社がある某警備会社さんでは、
最上階にある社長室の目の前がお庭になっていて、
そこには石造りの
立派なお社が建ててありましたし、
同じ東区に本社を構える敷島パンさんの屋上には、
同じく鳥居つきの本格的な神社が建っています。

さらに、ナディアパークへ引っ越してきてからも、
同じフロアの会社の方たちが共用の洗い場で
お榊の水を交換している様子を見かけます。
一般に、その会社に神棚をお祀りするかどうかは、
長である社長が判断することでしょう。
間違っても従業員が勝手に
神棚をお祀りすることはないと思われます。
ではなぜわざわざお祀りするのでしょうか?

「神様のご加護を得ると同時に、
社長自身が自分を戒めるためにあるのではないか」
私自身はこのように考えています。
普通、社長はその会社の最高権力者です。
自分にあれこれと仕事を命じてくる人はいませんし、
細かく管理してくる人もいなければ、
人事考課もありません。
お金もある程度は自由に使えたりします。
それが何年も続くとどうでしょうか。

人間は弱いものです。
一歩間違えると慢心し、
裸の王様に陥りかねません。
それを抑えてくれるのは神様だけです。
私は毎朝出社すると最初に神棚にお参りをします。
「神様仏様ご先祖様、
いつも見守ってくださりありがとうございます。
今日も1日、私の周りにいてくれる大切な人たちが
笑顔でありますように、健やかでありますように、
穏やかでありますように、幸せでありますように。
そして、神様も仏様もご先祖様も
今日1日幸せでありますように。
よろしくお願いいたします。」

これは私の例ですが、
おそらく多くの会社の社長さんたちも、
日課として同じようなことをしているはずです。
私にとってこの時間は、
神仏やご先祖様への祈りを通じて
自分自身と向き合う時間です。
見守ってくださいとお願いする以上、
自分自身の身に疚しいことがあっては
御加護を得ることはできません。
神仏やご先祖様はすべてをお見通しです。
祈りを通じて自分自身の身を正すこと。
それが結果的に商売繁盛に
繋がっていくのかもしれません。
当社の各店舗にも神棚があるはずです。
埃を被っている店舗はありませんか?
社長の私に代わって、お手入れをお願いしますね。

今週も幸せの種を蒔きましょう。
私たちの周りにいてくれる大切な人が
幸せであり続けますように。

To be continued…