社長通信(Never Ending Story) vol.75

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪

~企業視察報告~

先週木曜日の6月27日、
管理職12名で他社視察に行ってきました。
視察先は、岐阜市の鷲見製材さんです。
新築住宅を中心に、リフォーム、
リノベーション、不動産仲介、
さらに自社でカフェの経営も行っています。
従業員数はグループ全体で70名前後、
そのほぼ全員が同じ敷地内で働いているそうです。
普段から自然に
コミュニケーションを取れそうでいいですね。
経営者である石橋常行社長とは、
10年ほど前にPHP研究所が主催する勉強会で
ご縁をいただきました。

会社に到着すると、
最初に新築のモデルハウスや事務所の中を
見学させていただきました。
事務所の一角には、
社員が自由に本を借りられる
図書コーナーがありました。
そこには石橋社長のセレクションで
選抜された書籍がたくさん並んでいました。
私は他社へ企業視察に行くときは、
必ず社長の本棚を見ることにしています。
並んでいる本からその方の頭の中や、
普段考えていることがなんとなくわかるからです。
そこには松下幸之助さんや稲盛和夫さん、
新将命さん、志賀内泰弘さんの著書が
並んでいました。

また事務所の壁には、
従業員全員の決意表明が掲示してありました。
年頭の経営方針発表会では、
従業員を代表して何人かが
全員の前でこれを発表するそうです。
他にも新卒採用と人材育成に力を入れていること、
分社化とホールディングス化を進めていること、
リピートや生涯顧客化を重視していること、
プロジェクト活動(11個もある)に
力を入れていることなど、
桶庄との共通点がたくさんありました。

最近はIT活用による業務効率化に
力を入れているそうですが、
特にその目的が印象に残りました。
それは「非効率な仕事に充てる時間を
生み出すための効率化」という点です。
私なりに言い換えると、
「第2領域の時間を生み出すために
効率化を進める」ということです。

おわかりの通り、
第2領域とは「効果(効率ではなく)」に
焦点を当てた時間の使い方です。
「緊急ではないが重要なこと」に
使える時間をいかに生み出すか?
これはどの会社にも
共通のテーマなのではないでしょうか。

終了後の懇親会も含めて、
非常に学びのある時間でした。
半年後を目処に次回を企画する予定です。
今回参加できなかったリーダーのみなさんも、
次回はぜひご参加ください。

今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
2度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたはどんな未来を見据えていますか?

To be continued…