社長通信(Never Ending Story) vol.58

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
今週も、【社長通信】をお届け♪

~自主責任経営~

「業績が悪いのは全部社員のせいだ」と
本気で思っている社長がいたら、
その会社に未来はないでしょう。
会社で起こるすべてのことは社長一身の責任です。
同時に、
経営は社長一人だけのものではありません。
従業員一人ひとりが、
自らを自分の仕事の経営者であると位置づけ、
会社の方向性をベースに
創意工夫をもって各自の責任を果たしていく。
これが自主責任経営の基本的な考え方です。

例えば営業マンであれば、
仕事の成否はすべて
自分一身にあると自覚すること。
うまくいかないのはお客様のせいでも、
会社のせいでも、景気のせいでもありません。
うまくいっていない現実があるなら、
それを変えるのは自分です。
変えなければ自分という個人商店は
倒産してしまいます。
もしかしたら身だしなみなど第一印象を改善すれば
成約率が改善するかも知れません。
価格を理由に断られることが多いなら、
価値や未来の話をすれば
結果が変わるかも知れません。
会社説明や自己紹介の時間が十分に取れないなら、
アポの取り方や時間配分を変えれば
結果も変わるかも知れません。

またリーダーであれば、
チームの成否はすべて
自分一身にあると自覚することです。
うまくいかないのはお客様のせいでも、
会社のせいでも、景気のせいでもありません。
眼の前にうまくいかない現実があるなら、
それを変えるのはリーダーである自分です。
変えなければチームという会社は
倒産してしまいます。

コミュニケーションが良くないなら、
自分から話しやすい雰囲気を作ればいいでしょう。
メンバーが心を開いてくれないなら、
まず自分から心を開くことが必要かもしれません。
メンバーが育たないなら、
なによりもまず自分自身が
人財育成に本気になる必要があります。

このように自主責任経営は当事者意識を育み、
自然な形で創意工夫を促してくれます。
インサイドアウトと同じですね。
全員が経営者意識を持った会社は強いです。
ただリーダーとメンバーでは
明確な違いがあります。
それは責任の範囲です。
リーダーはチーム内で起きる
すべてに責任を持つ立場です。
さまざまな視点から意見を挙げることは
メンバーの責任ですが、
それらを踏まえて
私たちの明日の咲顔に繋がるように決定することは
リーダーの責任です。
その最終決定が尊重されるからこそ
「チーム内で起こることはすべて自分の責任」と
リーダー自身も本気で思えるのではないでしょうか。

今年も幸せの種を蒔きましょう。
私たちの周りにいてくれる大切な人が
幸せであり続けますように。

To be continued…