社長通信(Never Ending Story) vol.19

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
本日も【社長通信】をお届け♪

~成功知能~

一般的に知能はIQ検査で
測定することができると言われています。
しかし、これだけで人生での成功確率を
測定することはできません。
採用前の適性検査では
成功知能=SQを測定する検査を行っています。
IQと同じく100が基準値で、
それよりも高ければ夢や目標を実現する力が
高いことを意味します。

「そんな検査で人生の成功確率なんて
測れるわけねーだろ」
と思う人が大半でしょう。
私はこれまで数百人のSQ検査を採点し、
またその結果を本人にFBしてきました。
その経験を踏まえ
SQと人生の成功確率には相関関係があると
考えています。
SQは以下の4項目から構成されています。
①未来志向的行動力
②社会関係力
③結晶性知能
④流動性知能です。
特に大切な①と②を中心に、
今週は夢を実現する力について
一緒に考えてみましょう。

夢をつかむにあたって最も大切な力は
①未来志向的行動力です。
これは「自分の人生における成功を定義し、
その実現に向けて努力する力」
と言い換えられます。
成功の意味は人によって様々です。
ある人にとっては
メジャーリーガーになって大活躍すること
かもしれませんし、
またある人にとって
は幸せな家庭を築いて毎日を家族とともに
笑顔で暮らすことかもしれません。
つまり、
人生における目的や目標といったものは、
自分で「よし!こんな人生にしよう!」
と決意と意思をもって描かない限り、
永遠に決まりません。
「気づいたら建築士になっていた」
なんてことはないわけです。
いま建築士の資格を持っている人は、
過去のある時点で
建築士になることを心に決め、
高い授業料を払って予備校に通い、
人が寝たり遊んだりしている時間に勉強し、
また人によっては何度も試験に挑戦し、
そして合格したから、
いま建築士になっているに違いありません。
夢をつかむには、
まず自分の夢を自分で描くことが出発点です。

また、誰かに代わりに
トイレで用を足してもらうことができない様に、
自分の未来のための努力は
自分がする以外にありません。
これらは7つの習慣の
第1の習慣「主体的である」と
第2の習慣「終わりを思い描くことからはじめる」
そして第3の習慣「最優先事項を優先する」
に相当します。
容易に周りの声に流される人、
キョロキョロと余所見ばかりしている人、
また眼の前の現実から逃げている人が
夢をつかむことはありません。

続いて大切な力は②社会関係力です。
これは「互いに切磋琢磨し会えるような、
前向きで建設的な人間関係を構築する力」
と言い換えてもいいでしょう。
人間関係にもいろいろありますね。
例えば誰かの悪口や陰口で
盛り上がるような関係や、
キズの舐め合い、
単なる馴れ合いのような関係もあるでしょう。
ここのような表面的で中身のない関係から
前向きなエネルギーが生まれることは
まずありません。
ここでいう社会関係力とは、その逆です。
自分の頑張っている姿が
周囲の刺激となり、
時には周囲の一生懸命な姿が
自分を鼓舞してくれるような関係です。
また必要があれば、
その人の将来のために心を鬼にして、
耳の痛い話をできるような
関係のことをいいます。

つまりは、お互いがお互いの夢の実現を
後押しし合えるような関係です。
さらには、
その実現を周囲が応援してくれるような
関係を築く力も含まれます。
自分1人ではなし得ないような夢を、
周囲の人と一緒に実現していく力
といえるでしょう。
これらは7つの習慣の
第4の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」と
第5の習慣「私たちの明日の笑顔を考える」そして
第6の習慣「相乗効果を発揮する」に相当します。
すなわち、
お互いが描く夢がシンクロしていればしているほど
より大きなシナジーを生み出すことができる。
根本の価値観(根っこ)が繋がったチームは強いです。

大切なのは、
SQは努力次第で大きく伸ばすことができる
という点です。
ということで、
いまみんなで一緒に勉強している7つの習慣は
「私たちの明日の笑顔」にそのままつながっている
と確信していますが、
みなさんいかがでしょうか。

今週も幸せの種を蒔きましょう。
私たちの周りにいてくれる大切な人が
幸せであり続けるように。

To be continued…