社長通信(Never Ending Story) vol.11

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
本日も【社長通信】をお届け♪

一緒に考えてみましょう!

~仕事の重い軽い~

私たちが日々行う仕事には、
いろいろな物がありますね。
例えばお客様からの電話の取り次ぎ、
現調の日程調整、
見積作成や発注業務、
引き渡しに定期点検。
また、朝礼や環境整備、
PJミーティングも仕事です。

更には、
ミスをしてクレームを頂いた時は、
お客様に謝罪することも仕事です。
どれも大切な仕事であり、
どうでもいいものはありません。
しかし、仕事によって重い軽いがあります。

連絡事項の共有や
打ち合わせの日程調整などは
比較的、軽い内容と言っていいでしょう。
このような仕事は
LINEやメールだけで済ます場合が大半です。
一方で、
それらで済ませるべきでないのもあります。

例えば、
採用面接や考課面談など、
人事に関する内容はどうでしょうか?
賞与や考課について
面談という形を取らず、
上司からLINEやメールで
結果だけ送られてきたら
どんな気持ちになりますか?

また、
チームミーティングやPJミーティング、
経営会議なども重い仕事です。
だから直接のやり取りが必要です。
お客様への見積もり提示も同様です。
出来上がったものを
単にポストに投函するだけの場合と、
対面で顔を合わせて説明した場合とでは、
仮にまったく同じ見積もりであっても、
当然ながら成約率は変わってくるでしょう。

クレーム対応はどうでしょうか?
誰でもミスはしますが、
間違いを犯した後に
どう行動するかが大切です。
事後対応は自分の意志で決めることができます。

7つの習慣で勉強した
「影響の輪の中」にある問題です。
誰かに謝罪するという仕事は、
重い軽いで言えば最も重いものの1つでしょう。
いかに効率が良くても、
LINEやメールで長々と言い訳をしたり、
「申し訳ありませんでした」と
送るだけでは逆効果です。
同じ内容であれ、
やはり顔を合わせて話すことが効果的です。

コロナ禍では
必要以上の対人接触は
避けるように奨励されてきました。
その結果、
世の中全体が
あらゆる仕事を手軽に済ませようとする
流れになっています。
これについて皆さんはどう思いますか?

「便利だし楽だしええやんけ」
という意見もあるでしょうが、
私はその考え方は間違っていると思います。
本来は「これはLINEでもいいか」とか
「これだけは絶対に対面で伝えよう」など、
仕事によって重い軽いを考えて、
とるべき手段は使い分けるべき
ではないでしょうか。
だからLINEやメールが悪いわけではなく、
使う人や使い方の問題です。

仕事には
明らかに重いものと
軽いものがあります。
だから、
仕事の内容によって
使うべき手段も変わってきます。
緊急度や重要度によって
進め方をよく考えましょう。

表面的な効率に目を奪われがちですが、
本当に大切なのは効果です。
効果とは、
望む結果を長く持続的に
得つづける状態をいいます。
何でも手軽に済ませるのではなく、
重い軽いを踏まえて
行動を選択してみませんか?

今週も幸せの種を蒔きましょう。
私たちの周りにいてくれる大切な人が
幸せであり続けるように。

To be continued…