社長通信(Never Ending Story) vol.85
みなさん、こんにちは!
今週も、【社長通信】をお届け♪
~決断の数を減らしてみる~
新年度が始まって1週間ほど経ち、
身の回りも少し落ち着いてきました。
私自身の期末を振り返ってみると、
各種会議への参加や新卒中途の採用活動、
7つの習慣の勉強会、
日誌へのコメント、
社長通信の執筆、
フレッシャーズキャンプといった
日常の業務に加えて、
高知への視察研修、
バス旅行インターン、
第153期の予算の取りまとめ、
新しいコンパスの編集と入稿、
経営方針発表会の準備など
予定がてんこ盛りでした。
関わる仕事が増えると
「〇〇の件はどうしましょうか?」というように
意思決定を求められる場面も増えてきます。
こうなると時間ばかりではなく、
やがて心にも余裕がなくなってきます。
みなさんは
1日の中で下すことができる決断の数には限りがある、
という話を聞いたことがあるでしょうか?
人は無意識のうちに
1日で数千から数万もの決断をしているそうです。
例えば「今日はどんな服を着ようかな」
「お昼ごはんには何を食べようか」
「今週末の予定はどうしよう」
「室内が寒いから室温を上げよう」
といった具合です。
このような日常の些細な決断であっても、
それが積み重なると
「決断疲れ(decision fatigue)」
といわれる状態になっていきます。
決断疲れとは、
意思決定を繰り返すことによって脳に疲労が蓄積し、
決断の精度が低下している状態のことを言います。
決断の精度が下がると、
当然に仕事の結果にも影響が出てきます。
Facebookの創業者である
マーク・ザッカーバーグは
「なぜあなたは毎日同じシャツを着ているの?」
との質問に対してこう答えています。
「僕は社会貢献に関係しない決断は
できるだけしないようにしている。
これは心理学的な研究に基づいていることで、
食事や着る服といった小さな決断でも、
繰り返すうちに力を消費してしまうんだ。
私的な物事に労力を使っていると、
自分の責任を果たしていないように感じてしまう」
極端に思うかもしれませんが、
オバマ元大統領やアインシュタイン、
スティーブ・ジョブズにも
似たようなエピソードが残っています。
個人的には大谷翔平にも
似たような印象を抱きますがどうでしょうか。
私も真似をしていて、
普段使いのネクタイは1本しかありません。
スラックスも1着で靴も1足だけです。
また、朝とお昼に食べるものや
普段の飲み物まで決まっています。
こうすることで、お金や時間の節約にもなりますし、
判断の数が減って精度も高まっていいことだらけ。
みなさんもぜひ真似をしてみてはいかがでしょうか?
今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
2度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたはどんな未来を描いていますか?
To be continued…