社長通信(Never Ending Story) vol.128
みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪
~アイメッセージ~
みなさんは
「アイメッセージ」
「ユーメッセージ」という言葉を
聞いたことがありますか?
アイメッセージとはIメッセージで、
ユーメッセージとはYouメッセージのことです。
ユーメッセージは文字通り「あなたは」など、
相手を主語にしたメッセージ。
例えば、「あなたはいつも報告が遅い」
「あなたは提出期限をよく破る」
「あなたが作るプレゼン資料は雑だ」
といった感じです。
たとえ事実であっても、
メッセージの受け手には
一方的な指摘や非難のように聞こえ、
心を閉ざしてしまいがちです。
結果、行動の改善にも繋がりにくいと
言われています。
一方で、アイメッセージは「私は」など、
自分を主語にしたメッセージのことです。
例えば、
「あなたはいつも報告が遅い」ではなく、
「私は、報告が遅くて心配だったよ」。
「あなたは提出期限をよく破る」ではなく、
「私は、期日を守ってもらえなくて残念だったよ」。
「あなたが作るプレゼン資料は雑だ」ではなく、
「私は、もう少し丁寧な
資料を作ってもらえたら嬉しいな」
のような伝え方。
ちょっと雰囲気が変わると思いませんか?
アイメッセージとは、
相手を叱責したり、
否定したりする言葉ではなく、
話し手の感情や期待をそのまま
相手に伝えるメッセージです。
だから、受け手は内容を
否定することができません。
「(私には~)のように見えるんだけど、どう?」
という定型フレーズがありますね。
リーダーの皆さんは
使いこなせているでしょうか?
アイメッセージによる発信は、
「ああ、自分は相手にそう思わせてしまったのか…」
と受け止めやすいという特徴があります。
人はみな「期待に応えたい」
「ガッカリさせたくない」
という感情を持っているものです。
同じ事実を伝えるにしても、
自分の伝え方によって
相手への伝わり方は異なってきます。
これもひとつの主体性、
インサイドアウトの実践と言えるでしょう。
もっと言えば、
私たちは誰もが最初に
「アイメッセージ」を受け取って
この世界に生まれてきます。
何のことだかわかりますか?
そう、自分の名前です。
「こんな人に育ってほしい」
「こんな人生を歩んでほしい」
そこには両親からの様々な
願いや祈りが織り込まれています。
ぜひ自分の名前に込められた思いを
辿ってみてください。
きっとあたたかな気持ちになることでしょう。
だから、アイメッセージは、愛メッセージです。
朝晩と冷えこむようになりましたが、
みなさんも家庭や職場で
あたたかな愛メッセージを届けてみませんか?
今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
2度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたは誰の咲顔を描いていますか?
明日のために今日、幸せの種を蒔こう。
すべては、私たちの明日の咲顔のために!
To be continued…