社長通信(Never Ending Story) vol.83

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪

~お乗り間違えのないように~

「皆さんは今から
人生という大海原に旅立とうとしています。
その旅を行くにあたって、
今日は4つの船をご用意しました。
みなさんはどの船で旅に出たいですか?」

会社説明会では、よく会社を船に例えて話をします。
用意された船は4つで、
それぞれ①豪華客船、②漁船、③ヨット、
そして④手漕ぎボートです。
あなたはどの船を選びますか?
人気があるのは①の豪華客船です。
理由を尋ねてみると
「大きくて安定してそうだから」
「たくさん人が乗っていそうだから」
「設備が充実してそうだから」
といった声が聞こえてきます。
会社に例えるなら、大企業でしょう。
しかし、これは少し意地悪な質問でもあります。

1つ目の理由は、
それぞれの船の行き先が明示されていないことです。
仮に自分の旅の目的地がロサンゼルスだとしたら、
ロサンゼルス行きの船に乗りたいはずです。
例えどれだけ立派な船であっても、
行き先不明の船に乗りたいという人は
きっと少数派でしょう。
どの船に乗るかを決めるには、
まず目的地を確認する必要があります。
就活でも同じことが言えるのではないでしょうか。

一般的な求人票には、
勤務地や年間休日数、給与や福利厚生など、
条件面に関する情報が並んでします。
もちろんこれらも大切な情報です。
が、その前に最初に確認すべきことがあるはずです。
船に目的地があるように、
会社の経営にも目的や理念があります。
自分が人生の中で大切にしたい価値観や思いと、
今から入ろうとしている会社の理念や価値観が
どれだけ重なり合っていますか?
仮にそこに大きなズレがあるとしたら
どうでしょうか?

もう1つの理由は、
画像からはその船にどんな人が乗っているか
分からないことです。
極論、どこの会社に入っても日々の仕事に
大きな違いはありません。
営業なら営業、設計なら設計で、
やっていることはほとんど同じでしょう。
そうなると「何をするのか」以上に、
「誰とするのか」が問題になってきます。
これも求人票だけではわかりません。
時間的な余裕がない中途採用の難しさも
ここに理由があります。

どこの会社の人事担当者も
感じが良いのは当たり前です。
だからこそ、インターンシップや座談会では、
できるだけたくさんの社員と
実際に会って話ができるといいですね。

今月の25日には相生~緑店と
バス旅行インターンがあります。
もしかしたら
一緒に働くことになる人かも知れません。
ぜひ話しかけてみてはいかがでしょうか?

今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
2度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたはどんな未来を描いていますか?

To be continued…