社長通信(Never Ending Story) vol.89

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪

~今月のフレッシャーズキャンプを振り返って~

ニュースや報道でみなさんもご存知の通り、
全国各地で闇バイトによる強盗事件が
相次いでいます。
先日のフレッシャーズキャンプでは、
全員でニュース動画を視聴した上で、
私たちの業界や仕事への影響と、
この犯罪の背景にある動機や要因について
グループに分かれて意見交換を行いました。

まず私たちの業界や仕事への影響についてです。
赤外線センサーや
窓ガラス用のフィルム施工といった、
防犯関連の相談が増えている
という声が出た一方で、
お客様が訪問者である私たちを見る目が
厳しくなっているという意見も出ました。
私たちの仕事は、
お客様のご自宅に上がらせていただく
数少ない仕事です。
また、必要に応じて、
室内の状況を写真で撮影したり、
現状の間取りを詳細に図面化したりもします。
「いったいどんな人がやってくるのだろうか?」
お客様はさぞかしご不安のことと思います。
改めて、
身だしなみや言葉遣いといった
第一印象からキチンと意識することをお願いします。

併せて、
お客様からお勤め先や家族構成といった
個人情報をいただく際には、
事前にしっかりと説明して
ご理解をいただくというステップを徹底しましょう。
さらに、
現場に入る工事担当者やパートナーズさんにも、
身だしなみをしっかりとしていただくことと、
顔を合わせてのご挨拶や自己紹介の実施を
必ずお願いします。

また犯罪の動機については
「お金」という意見が多数出ました。
でも本当にそれだけでしょうか?
私にはどうも違和感があります。
動画の中では強盗殺人で服役中の受刑者が
「割に合わないから止めた方が良い」と
面会した記者に答えていましたが、
裏を返せば「割に合うならまたやる」
ということでしょうか?
確かにお金は大切です。
会社も個人も家族もお金がないと生きていけません。

ことわざで「悪銭身につかず」と言います。
悪いことや賭け事などで得た大金は、
どんどん派手に使ってしまって
結局は手元に残りません。
額に汗して働いて、
お客様から「一生懸命やってくれてありがとう」
という感謝とともにいただくお金とは、
価値や意味が異なります。
このような事件が多発している背景には、
SNSを通じて
不必要なものを必要であると思い込ませ、
無駄に贅沢を煽るような消費社会のあり方と、
それを利用する私たち一人ひとりの考え方や
人間性に要因があるようにも感じます。

昔から「大切なものは目に見えない」と言います。
だからこそ、
自らの意志で心の中に思い描くことが
必要だと私は考えますが、
みなさんはどう思いますか?

今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
2度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたはどんな未来を描いていますか?
明日のために、今日、幸せの種を蒔こう。

To be continued…