社長通信(Never Ending Story) vol.141

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪

~なぜ、その金棒は「空」を切るのか~

先週はカッツモデルを例に
人間関係構成力の重要性について
考えてみました。
今週は続編として、
リーダーシップとマネジメントの違いについて
私なりに考えてみました。
両者の違いはどこにあるのでしょうか?

「マネジメント」は、どうやるか?です。
「目標達成能力」と言い換えてもいいでしょう。
manageの日本語訳には色々ありますが、
私は「やり繰りする」が
一番しっくり来るように感じます。
決められた目標に対して、
チームの人やお金をうまくやり繰りしつつ
達成していくことです。
例えば今月の売上の進捗や粗利率の管理、
部門間の利害調整などは
マネジメントの領域です。
どれも会社を存続させ、
利益を遺していくために必要不可欠な機能です。

ただ、残念ながら理屈や効率だけでは
メンバーがついてきません。
一方で「リーダーシップ」は、
なぜやるか?そして何をやるか?
を定義することです。
「目的と目標の設定能力」と
言い換えてもいいでしょう。
深い内省に基づく信念(≠単なる思いつき)から、
組織の進むべき方向性を明示し、
チームの心のベクトルを収束していくことです。

その前提として、リーダーはメンバーを
単なる駒や機能ではなく、
血の通ったひとりの人間として尊重し、
主体性を引き出します。
影響力の源泉は信頼残高など、
リーダーの人望そのもので、
時には理屈を超えて人の心を動かす力にもなります。
これは他人から借りてきたり、
外注で済ませたりすることができない、
その人個人に帰属するものです。

粗利や納期の「管理」しかしない
マネージャーのもとで働くメンバーは、
やがて「言われたことだけやれば良いんでしょ」
という指示待ち人間となり、
チームも輝きを失ってしまうでしょう。
もし言われたことをやるだけが仕事なら、
そこには何ら人間力を発輝させる余地はなく、
メンバーはもはやAIや機械と変わりません。

逆にリーダーが自らの理想を自らの言葉で語り、
そこに向かって本気で動き続けているなら、
いつしかメンバーも「なんとかしたい」と共感し、
「どうしたものか」と共に考動してくれる
頼もしい同志へ変わっていくでしょう。

人は自らの頭で考えて動くとき、
最も輝きます。
その過程で人間性や人間力が発輝されるからです。
このリーダーシップとマネジメントは、
どちらか一方だけ備えていれば
良いというものではなく、
兼ね備えるべきものです。

鬼と金棒で例えるなら、
リーダーシップは鬼そのものであり、
マネジメントは金棒(道具)に該当します。
鬼が非力では、
大きな金棒を思い通りに使いこなせませんし、
無理に振り回そうとすれば自分や周り(メンバー)が
怪我をしてしまうでしょう。
肩書だけで人は付いてきません。
まさにインサイドアウトで、
まずは鬼を大きく育てることが
すべての出発点だと思いますが、
みなさんいかがでしょうか。

今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
2度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。この 1 週間の先に、
あなたは誰の咲顔を描いていますか?
明日のために今日、幸せの種を蒔こう。

すべては、私たちの明日の咲顔のために!

To be continued…