社長通信(Never Ending Story) vol.51

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪

~自分らしさと自分勝手~

昨今、多様性(ダイバーシティ)が話題です。
いまそれが求められる理由はなんでしょうか?
多様性とは、人種や性別、年齢、価値観など、
その人の属性や社会的背景における
バリエーションが豊かなことをいいます。
多様性を尊重することで、
共通の問題に対してさまざまな視点から
アプローチすることが可能になり、
全体の豊かさに繋がる創造的な解決策や
イノベーションが生まれやすくなる
と言われています。

同時に、その意図を深く理解しないまま
自分勝手な解釈をしだす人も
増えてきているように思えます。
今週はダイバーシティ社会における
「自分らしさ」と「自分勝手」の
違いについて一緒に考えてみましょう。

まずは自分らしさです。
自分らしさを大切にするとは、
自身の価値観や信念に基づいて行動しつつ、
同時に他者との調和を図ることができることです。
つまり、自分本来の姿や思考に忠実でありながら、
他者との協力やコミュニケーションも
重視できる人です。
自分らしくあろうとする人は、
自己の考えや感情を適切に表現し、
他者との意見交換や対話を通じて
成長しようとします。
また、自分や他者が果たすべき責任を尊重し、
自分が納得できる選択や行動を通じて、
その責任を果たそうとします。
会社で考えれば、
自分の言動の周りへの影響を考えつつ、
自分らしさを表現できる人です。

次に自分勝手です。
自分勝手な人は、
自分の都合や利益が優先であるため、
他者の感情や意見にはあまり興味がありません。
調和よりも、個人の都合を優先します。
つまり、他者とのコミュニケーションにおいては
配慮や共感が欠け、または無視し、
自分の都合だけを通しがちです。
また、自分の言動が他者へどう影響するか、
どんな負担を強いることになるかを
考慮しないことも特徴です。
会社で考えれば、
自分の振る舞いが後輩や新人など
周囲にどんな影響があるかを考えない
(もしくはそこに興味がない)人です。

例えば桶庄には5つのPJチームがありますが、
それぞれのチームは
多様性にあふれているでしょうか?
仮に特定の年齢や性別、部署や職種、
また社歴が偏っていれば、
それは多様性が欠如していると言えます。
同時に、そのような場で自分の意見を述べることは
自分らしさの表現とも言えるでしょう。
PJに限らず、自分らしくあることを通して
周りの人たちを笑顔にできたら、
こんな素敵なことはありませんね。

今週も幸せの種を蒔きましょう。
私たちの周りにいてくれる大切な人が
幸せであり続けますように。

To be continued…