社長通信 vol.2
みなさん、こんにちは!
本日も【社長通信】をお届け♪
ここにしかない時間を、
お楽しみください…
この社長通信では、
ほとんど毎週「幸せとは」や「人生の意味」について、
私なりの考えを発信しています。
「会社は仕事をするための場所なのに、
なんで社長はいつも
仕事と関係がない話ばかりするのか?」
と思う人もいるかもしれません。
職種や年齢や性別を超えて、
社内・社外の枠も超えて、
すべての人にとって大切なテーマは何でしょうか?
これは極端な例ですが、
人生とは100%墜落が決まっている
飛行機に乗っているようなものです。
その中で私たちは映画を見たり、
ゲームをしたり、食事をしたり。
また泣いたり笑ったりして毎日を過ごしています。
ここで、墜落するなんて考えたこともない人と、
墜落することを知っている人では、
時間≒命の使い方が変わってくると思いませんか?
この真実をありのままに見つめていくと
「1度きりの人生をどう生きるべきか」とか
「幸せとは?」といった本質的な内容に
自然に行き着きます。
人生とは大きく「仕事」と「私生活」の
2つから成り立っていると私は考えます。
1週間は、24時間×7日で168時間です。
その内、1日の睡眠が6~7時間とすると、
起きて活動している時間は約120時間です。
その内、会社で過ごす時間を
1日10時間(8時間+休憩1時間+残業1時間)とし、
仮に週に5日間は働くとすると、
120時間中の50時間は仕事の時間です。
実に意識ある時間の40%超になります。
身支度や通勤時間を含めればもっと多いでしょう。
人生=仕事+私生活です。
仮に私生活は放棄して仕事だけに捧げるとか、
逆に私生活(週末)や家族のために
平日は心を殺して仕事をしているとしたら、
それってどうなのでしょうか。
例えば、
私は佐藤寛之という1人の統合された人間です。
仕事用の佐藤さんがいるわけでも、
プライベート用の佐藤さんがいるわけでも
ありません。
会社で過ごす1時間も、
家で過ごす1時間も、
私とっては同じ「人生の1時間」です。
どちらか片方だけに特化するという考え方は、
そもそも矛盾を抱えています。
では、どうすればいいか。
私の答えは「仕事だけ」でもなく、
かといって「私生活だけ」でもなく、
両方を含んだ「人生そのもの」にアプローチすべき、
ということです。
人生観を持つと言い換えてもいいでしょう。
仕事観も人生観の一部です。
逆に言えば、
自分なりの人生観が定まっていない人は、
その一部である仕事観も定まりようがありません。
人生観を無視した仕事観は、
あたかも基礎工事なしの家のようなもので
砂上の楼閣と言ってもいいでしょう。
「人生そのもの」を本気で生きる人は、
結果として仕事も私生活も本気です。
逆に自分の人生をいい加減に生きている人は、
仕事もいい加減だし、私生活もだらしないでしょう。
会社説明会でも、
新人研修でも、
社長通信でも、
私が伝えることはいつも同じです。
「せっかくの人生なんだから今を本気で、
真剣に、そして大切に生きよう。
自分なりに意義のあるものにしよう」
ということです。
だから最近の新入社員たちは
良い意味で根底の人生観が似ているはずです。
志や夢なんていう青臭い、
友人とするにはちょっと恥ずかしいような話でも
同期とは自然にできます。
世の中にはこういう話に嫌悪感を抱いたり、
アレルギーを感じる人もいますね。
どちらが正しいとか間違っているとか
そういう話ではありません。
ただ、私が諦めずこのような話を続ける限り、
少なくともアレルギーのある人は寄ってきません。
蚊取り線香みたいなものでしょうか。
結果、人生観という目に見えない根っこで
堅く結びついた仲間だけがいる会社≒森林経営
になります。
最近もお客様アンケートで「社員教育が…」という
有り難いお言葉を社長宛にたくさん頂きますが、
おこがましい話です。
私がやっているのは、
もともとそういう心根を持っている人を
採用することと、
その心の綺麗な部分を安心して発揮できるように
この社長通信やCOMPASSで
追い風を送ることだけです。
これからも家族や大切な人に誇れるような
良い仕事を通じて、
お客様と一緒に笑顔になりましょう
今週も幸せの種を蒔きましょう。
私たちの周りにいてくれる大切な人が
幸せでありますように。
To be continued…