社長通信(Never Ending Story) vol.140

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪

~カッツモデルが示すもの~

みなさんは「カッツモデル」という言葉を
耳にしたことはありますか?
もしかしたらピンと来た人もいるかも知れません。
カッツモデルとは、
アメリカの経営学者ロバート・カッツが提唱した
組織開発に関するフレームワークのことで、
役職や立場ごとに求められる能力の
割合を図示したものです。
今週はモデルをベースに、
皆さんに問題提起をしてみたいと思います。

1. 業務遂行能力―――
リフォームの見積もり作成やガスの開閉栓作業、
月次決算の取りまとめなど、
職種ごとに求められる
プロとしての専門能力のことです。
営業やSE、工事や事務など、
実務の最前線にいる非管理職の方にとっては、
日々の仕事において最も中心となる能力です。

2. 対人関係能力―――
相手を理解し、
人の心を動かす力のことです。
役職を問わず、
組織に所属するすべての人に求められます。
実務だけ強くても、人は付いてきません。
相手をひとりの人間として尊重すること。
寄り添ってしっかり話を聴いてあげること。
日々の細やかな気づかいや、
コミュニケーションを通じ、
相手の心に信頼残高を積み立てていくこと。
これは感情労働であり、人間力そのものです。

例えば管理職なら、
メンバーに「この人についていきたい」
と思わせる力です。
これはリーダーシップの源泉であり、
残念ながら他人から借りてきたり、
アウトソーシングで
賄ったりすることはできません。
日々の自分の言動を通じて、
コツコツ積み立てていく以外に道はありません。
また、社長からの抽象的なメッセージを、
目の前のメンバーが
今日から動ける「生きた言葉」に
翻訳して届けること。
この翻訳力も管理職に
不可欠な対人関係能力のひとつです。
この対人関係能力こそが、
部長やリーダーにとって
最も大切な力と言えるでしょう。

3. 概念化能力―――
組織として重視すべき価値観を明確にし、
それを社内外へ発信したり、
理念に基づいて意思決定をする能力です。
主にトップである経営者に求められます。
「この会社をどのような考え方で経営していくのか」
「将来会社をどのような姿にしていくのか」
など、抽象的な概念を扱う能力です。

ポジションによって
必要とされる能力のバランスは違います。
しかし、どの立場であっても、
2.の「対人関係能力」が
大きな土台となっていることは
間違いありません。
この力は、
傾聴・共感力、信頼残高の積立など、
まさに7つの習慣で学習している
内容そのものです。

さて、今の自分に欠けているのは、
どの能力でしょうか?
そして、それを磨く努力から
逃げていないでしょうか?
自らを省みることを
やめた瞬間に成長も止まります。
心の矢印をグッと内側へ向けて、
常に自らを正していきましょう。

今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
2度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたは誰の咲顔を描いていますか?
明日のために今日、幸せの種を蒔こう。
すべては、私たちの明日の咲顔のために!

To be continued…