社長通信(Never Ending Story) vol.156
みなさん、こんにちは!
先週の【社長通信】をお届け♪
~一生懸命な人~
最近、心を動かされたエピソードが2つありました。
1つ目は
ふらりと立ち寄った
ある地方の夏祭りでの出来事です。
お囃子の太鼓を叩いているのは、
地元の商店街の皆さんでしょうか。
普段はうどん屋さんだったり、
眼鏡屋さんだったり、時計屋さんだったり。
それぞれ違う仕事をしている人たちが、
この日のために仕事を終えたあとに集まって、
きっと何週間も稽古を重ねてきたのでしょう。
汗まみれになって
懸命に演奏する姿を見ているうちに、
この土地の人間でない私まで
自然と胸が熱くなりました。

地元で代々受け継がれてきたこの祭を
「自分たちが守り抜いて、次世代へ繋ぐんだ」
という誇りと使命感が
伝わってくるような気がしました。
2 つ目は、
何となく入ったレストランでの出来事です。
オープンキッチン越しに見えたのは若い料理人。
彼は目の前の一皿に、
これまでの料理人人生の
すべてを注ぎ込むかのような眼差しで
料理をしていました。
包丁を握っている時だけではありません。
冷蔵庫の開け閉めに至るまで、
所作がいちいち丁寧で美しいのです。
メニューの裏には、
農家など生産者のみなさんへの敬意と感謝と、
日本やこの土地が
代々育んできた文化や歴史を、
料理を通して届けていきたい
と書かれていました。

その真剣な横顔から、
記されている思いが
本物であることが伝わってきました。
私はその料理人のことを
心の底からカッコいいなと思いました。
一生懸命な姿を見ると、
なぜ人はこれほどに
心を動かされるのでしょうか?
思うに、何かに本気で取り組んでいる人は
自我が薄くなっていきます。
「よく見られたい」などという見栄よりも、
「この祭りを守りたい」
「目の前の一皿に最善を尽くしたい」と、
自分よりも目の前のことの方が大切になっていく。
逆説的ですが、
我を忘れてなにかに没頭している瞬間ほど、
その人は本当の意味で
輝いて見えるのかも知れません。
私たちの人生は何もないところから
突然始まったわけではありません。
お祭りも、お料理も、そして会社も。
誰かが守り、
繋いできてくれた思いの上に成り立っています。
だから今度は受け取ったものを、
自分の番で精いっぱいに磨いて、
より良い状態で次へと繋いでいく。
例えうまくいく保証はなくても、
自分に与えられた役割を
精一杯に果たそうと生きる。
そんな心の姿勢を私は美しいと思うし、
またかっこいいと思います。
人生の観客席に座って誰かを批判することは簡単です。
けれど、自ら舞台に上がり、
汗をかき、恥もかき、
失敗しながらも
懸命に役割を果たそうとし続けることは
容易ではありません。
「すべてうまくいった」とは言えなくても、
「やれるだけやりきった」と
自分に胸を張れる生き方をすることはできるはずです。
私たちもお預かりしたものを
より良い状態で次へ繋ぐため、
今できる最善を尽くしていきたいと思いますが、
みなさんいかがでしょうか。
今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
二度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたは誰の咲顔を描いていますか?
明日のために今日、幸せの種を蒔こう。
すべては、私たちの明日の咲顔のために!
To be continued…