社長通信(Never Ending Story) vol.136

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪

~経営の神様たちはなにを語ったのか?~

私には心から敬愛してやまない
経営者が二人います。
お一人は
松下電器産業(現パナソニック)を創業した
松下幸之助さん。
もうお一人は
京セラと第二電電(現KDDI)を創業し、
経営破綻したJALの再建に取り組まれた
稲盛和夫さんです。

今ではいずれも日本を代表する大企業ですが、
最初からそうだったわけではありません。
京セラは28人、
松下電器に至っては
僅か3人でスタートした小さな町工場でした。
では、現役の社長時代、
お二人は日々従業員に
どのようなメッセージを
発信していたのでしょうか?
直接うかがうことはできませんが、
遺された講演録や著書から
その一端を垣間見ることはできます。

例えば松下幸之助さんには、
こんなエピソードが残っています。
「お客さまや取引先に松下電器は
何をつくっている会社か?と尋ねられたら、
松下電器は人をつくるところです。
あわせて電気器具もつくっております。
こうお答えしなさい」と。
また、水道哲学や企業は
社会の公器であるという考え方など、
会社や仕事の意義や目的について語る姿勢は
終始一貫されています。

一方、稲盛和夫さんは
「判断の基準を損得ではなく、
人間として何が正しいかに置くように」と
徹底されたと言われています。
嘘をつくな、欲張るな、誠実であれ…
ともすると子どものころに
おじいちゃんやおばあちゃんに
教わったような人の道を、
仕事の現場で実践するよう
繰り返し訴えたそうです。
その熱意と自ら率先垂範する姿勢が、
仲間のため、お客様のため、
ひいては世のため人のために
尽くすという企業風土の醸成に
繋がっていったのでしょう。

78歳で代表取締役会長に就任し、
JAL再建に着手された際も最初に取り組んだのは、
現場のリーダーを相手に
自らが語るこのような「考え方」の
勉強会だったとされています。

こうした言葉を
「綺麗ごとだ」と抵抗を感じる人も
いるかもしれません。
実際、松下電器にも京セラにも労働組合があり、
一部の従業員からは
このような話に反発があったことも
事実として語られています。
加えてお二人は借り入れの連帯保証人でした。
もし赤字が続いて倒産するようなことになれば、
会社はもちろん、
個人の家や財産を含めすべてを
失いかねない重圧も負っていました。

それでも、日々の朝礼などで語られる言葉は、
売上や利益の話だけではありませんでした。
なぜでしょうか?
難しい数字の話がわからなかったから、
理想論に逃げていたのでしょうか?
そうではありません。
むしろ独自の管理会計制度を構築するほど、
会社の数字は緻密に管理されていました。
では、いったいなぜなのか?

続きはまた来週。

今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
二度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたは誰の咲顔を描いていますか?
明日のために今日、幸せの種を蒔こう。
すべては、私たちの明日の咲顔のために!

To be continued…