社長通信(Never Ending Story) vol.62

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪

~内定までの人、内定からの人~

たまに就活生から
「自分が何をやりたいのかよくわからない」
という声を耳にします。
いま20歳なら40年近く働くことになるわけですが、
社会に出たことがないのに仕事を選べ、
なんて酷な話かもしれません。

就活を始める動機もそれぞれです。
「周りの友人がインターンに行きはじめた」とか
「キャリアセンターから早く動くように言われた」
という程度の理由では、なかなか身が入りません。
「そんな感覚で選考を受けても
採用されないでしょ。
世の中そんなに甘くないよ」
と思うかもしれませんが、
世間は空前の売り手市場です。
案外そんな感じでも
内定がもらえてしまう現実もあります。

悪く言えば、
自分の人生や仕事について
深く自省する機会がないまま
社会に出てしまうとも言えます。
仮に「就活めんどくさい」
「早く終わらせて遊びたい」
くらいの感覚で就活しているなら、
それで良いでしょう。
でも、本当にそうでしょうか?
そんな人は内定がゴールになっていませんか?
内定はゴールではなく、
社会に出るためのスタートラインに立つことです。
この認識の違いがその先の数十年に渡って、
それぞれの人生に大きな違いをもたらします。

内定までの人は内定後は糸が切れた凧のように
なってしまうかもしれません。
一方、
内定からの人は残りの学生生活を
社会に出るための準備期間と捉えるはずです。
さらに社会人初日の4月1日を
迎えたときの心境にも大きな違いあるでしょう。
内定までの人は、玄関の扉を開ける時
「今日から社会人か、嫌だな」とか
「もっと真面目に就活しておけばよかった」などと
思うかもしれません。
一方で内定からの人は、
「やっとこの日が来た」
「自分がどこまでやれるか試してやろう」と
夢と希望に満ちた気持ちで
1歩目を踏み出せるのではないでしょうか。

新卒で入社する会社は生涯で1社だけです。
結果的に同じ会社に入ることになったとしても
「やり切った」と思って
社会に出ることが大切だと私は思います。
その経験がないと、
いつかやってくる踏ん張りどころで
踏ん張ることができません。
だからもっともっと拘ってほしいし、
就活を通じて自分の将来や人生について
本気で考えてほしいと思います。
入社する・しないに関係なく、
私たち桶庄との出会いが、
就活生一人ひとりにとって
自分自身と真剣に向き合うきっかけになれたら
素敵だなと思いますが、みなさんいかがでしょうか?

今週も幸せの種を蒔きましょう。
私たちの周りにいてくれる大切な人が
幸せであり続けますように。

To be continued…