社長通信(Never Ending Story) vol.115

みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪
~これは自分へのメッセージだ!~
読書をしていて、
ふと胸に刺さる一文に出会うことがあります。
何百人も聴衆がいる中で講演を聞いていて、
「まるで自分に向けて話しているのではないか」
と感じる瞬間があります。
そんなとき、
私たちは神様から「成長のヒント」を
与えられているのではないでしょうか。
モノにできるのかどうかの分かれ目は
「これは自分のために届けられたメッセージだ」
と受け取る力(勘違いする力)だと思います。
一方で、どんな話でも
「あれは○○さんのことだろう」
「自分には関係ない内容だ」と
他人事のように聞き流す人がいます。
時には、その人に向けて話しているのに、
当の本人は
「これは俺のことじゃないな」
とスルーしていることも。
本人が困っておらず、
また求めていなければ、
どんな金言に出会っても
ただの石ころにしか映りません。
しかし、
真剣に生きている人ほど
いつも何かを求めていて、
その反作用としての悩みや苦しみも多いものです。
そんな時「これは今の自分へ向けて
ピンポイントで届けられたメッセージだ」
と気付いた瞬間、
その言葉は心に深く突き刺さって
抜けないものになる。
聞く力とは耳ではなく、
心で受け取る力をいうのです。
私自身もこれまでたくさんの本を読み、
たくさんの方の経営体験発表を聴いてきました。
その中で「これは今の自分のための言葉だ」と
感じる瞬間を何度も経験してきました。
ある時は
「松下幸之助さんは、
まるで私のためにこの本を
書いてくれたのではないか」と思い、
またある時は
「稲盛和夫さんは、
私が聴く日を見越して
この音声を残してくれたのではないか」と思う。
笑ってもらえば結構ですが、
本気でそう思える瞬間を何度も経験しました。
特に苦しいときほど
そんな言葉に巡り会えるような気がします。
おそらく自分の心が、
偶然を偶然のまま終わらせることを
許さなかったのでしょう。
世間ではこれをセレンディピティと呼ぶそうです。
いくら電波が飛んでいても、
ラジオの電源が入っていなければ
音声は聞こえません。
同じように、
日々出会う天からのメッセージも、
心のスイッチがONになっていなければ
受信できません。
何気ない朝礼での輪読、
行けと言われて参加した研修会、
ふとした瞬間にラジオから流れてきたひと言…
きっとそんな中に
「他の誰でもない、
今のあなたに向けられたメッセージ」
が隠れているはずです。
何気ない日常に
自分だけのメッセージを見つけること。
それは神様がくれた人生の転機かもしれません。
家族のために、仲間のために、お客様のために…。
いまより少しだけ、
受け取る力を磨いてみませんか?
今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
2度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたはどんな未来を描いていますか?
明日のために
今日、幸せの種を蒔こう!
すべては、私たちの明日の咲顔のために!
To be continued…