社長通信(Never Ending Story) vol.155

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪

~他社を見ると自社が見える~

これまで私は業界や業種を問わず、
さまざまな会社を
視察する機会をいただいてきました。

他社の工場や事務所、
店舗などを見せていただくと同時に、
経営者や実際にそこで働く従業員のみなさんから、
会社の抱える課題や現場の困りごとを
聞かせていただく機会もあります。

他社視察というと成功事例を学び、
そのまま自社へ持ち帰るものと思いがちですが、
そのような機会から得られる最大のお土産は、
答えではなく「問い」ではないか
と私は考えています。

例えば、訪問先の従業員のみなさんが
気持ちよく挨拶をしてくださった時、
「うちの会社ではどうだろうか」と考えます。

職場や店舗がきれいに整理整頓されていれば、
「うちの店舗はお客さまを
お迎えできる状態になっているか」と考えます。
情報共有や人財育成の仕組みを聞けば、
「うちとの違いは何だろう」と考えます。

反対に、他社の課題や困りごとを
聞かせていただくことで、
桶庄では当たり前のことが他社では当たり前ではない
と気づかされる場合もあります。

例えば COMPASS のような経営計画書がある会社、
毎年経営方針発表会を開催している会社、
月次や年次の決算情報まで
従業員に開示している会社はかなり珍しいようです。

外へ出ると、自社にないものだけではなく、
自分たちがすでに持っているものも見えてきます。

同じ会社で長く働いていると、
そこで行われていることが
「世の中の普通」だと思い込んでしまいがちです。

水の中にいる魚が水の存在に気づきにくいように、
会社の中にいると、
その良さも不自然さも見えにくくなります。

他社を見ることは他社を知ること以上に、
自社を見つめ直す機会を与えてくれるということです。

扱う商品やサービスは違えど、
人を育てること、お客さまに喜んでいただくこと、
チームワークを高めること、
利益を生み出し会社を存続させることなど、
経営課題には多くの本質的な共通点があります。

特に若くて感受性が高いうちに、
できるだけ多くの会社を訪ね、
またたくさんの人の話を聞いてほしいと思っています。
自分が想像している以上に世の中は広く、
さまざまな考え方や仕事の進め方があることを
知ってほしいからです。

そして、外を知ることで
初めて自分なりの考えや判断基準も
育ってくるからです。

視察を「すごい会社だった」「楽しかった」
で終わらせるのではなく、何に驚き、
何に違和感を覚え、
自分の職場に置き換えると
何が見えてくるのかを考える。

そして、気づいたことを
自分の日々の仕事に生かしていく。
訪問先から持ち帰るべきものは
完成された答えではなく、
自社をより良くするための
「問い」ではないでしょうか。

さて、外に触れたあとの
社内の景色はどう見えますか?
私自身も自社の当たり前を疑いつつ、
同時に自分たちの良さを大切にしながら、
これからもともに学び続けていきたいと思いますが、
みなさんいかがでしょうか。

今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
二度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたは誰の咲顔を描いていますか?
明日のために今日、幸せの種を蒔こう。

すべては、私たちの明日の咲顔のために!

To be continued…