社長通信(Never Ending Story) vol.147

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪

~なぜ本物は色褪せないのか(前編)~

つい先日、長崎まで旅行する機会がありました。
長崎のお土産といえばカステラですね。
高校の修学旅行でも長崎を訪れましたが、
その時もお土産に
カステラを買った記憶があります。
さて、長崎には非常にたくさんの
カステラ屋さんがありますが、
その中でもっとも歴史があるのは
皆さんもご存知「福砂屋」で、
江戸時代初期の寛永元年(西暦1624年)創業以来、
なんと 400 年以上も続いているそうです。
福砂屋さんに限らず、
永く続いてきた老舗企業には
共通点があるはずです。

私はこれまでに、
業種や業界、また規模の大小を問わず、
たくさんの老舗企業について調べ、
その家訓や店是を読み込み、
また実際に現地まで足を運び、
実際にその商品やサービスを体験してきました。
今回、備忘録を兼ねて
これまで感じてきたことを
10項目にまとめてみました。
今週はそのうち前半の5つについて紹介してみます。

まず1つ目は、
商いでは信用がすべての基盤だということ。
信用は一日にして成りません。
一生をかけて築き、
また一瞬で失い得るものです。
永く続く会社は、
目先の利益や自社の都合のために
信用を犠牲にしません。
毎日の接客や商品や技術を通じて、
お客さまの心の中に安心という
資産を積み立てています。

続いて2つ目は、
質素倹約や謙虚さです。
特に好調の時は誰でも勘違いしやすいもの。
贅沢や浪費、
見栄や傲慢さは経営判断を鈍らせ、
衰退の芽を着実に育てていきます。
老舗が永く続いているのは、
派手だからではなく、
足元を崩さないからではないでしょうか。

そして3つ目は、
利益は後から付いてくると信じていること。
損得で迷ったら「人として何が正しいか」
という原点に立ち返る。
不正な方法で得た泡銭は、
いずれ会社や人を腐らせます。
正しい努力を積み重ねていけば、
利益は自然とついてくる。
永く続く会社はそれを信じ、
また実際に身をもってそれを証明しています。

さらに4つ目は、
まず先に与えること。
近江商人・伊藤忠兵衛の座右の銘に
「商いは菩薩の業」とあります。
商売の本質は、
奪うことではなく与えること。
お困りのお客さまのお役に立つこと、
喜んでいただくこと。
利他を惜しまない会社のもとには、
やがて咲顔や感謝や人が
集まってくるのではないでしょうか。

最後に5つ目は、
相手によって態度を変えないこと。
よい店は相手の立場や年齢、肩書、
金額の大小で接客態度を変えません。
お客さまに限らず、お取引先にも、
また同僚同士でも、
誰に対しても誠実丁寧です。
この一貫した姿勢が、
長い年月の中で
大きな財産になっているように思います。

続きはまた来週。

今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
二度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたは誰の咲顔を描いていますか?
明日のために今日、幸せの種を蒔こう。

すべては、私たちの明日の咲顔のために!

To be continued…