社長通信(Never Ending Story) vol.153
みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪
~会社がなくなる日~
先日クレジットカードの決済代行会社が
総額で 1000 億円を超える負債を抱えて破産した、
との報道がありました。
金額も大きく遠い世界の出来事のように感じますが、
ある会社がなくなると周囲にはいったい
どのような影響が広がるのでしょうか。
こうした報道では
「負債総額」という言葉がでてきます。
これは銀行からの借金に加え、
仕入先への買掛金など、
その会社が本来支払う義務を負っていた
金額の合計です。
裏を返せば、負債の向こう側には、
そのお金を受け取る権利を持つ誰かがいる
ということです。
買掛金や未払金は取引先が売上として計上し、
入金を見込んでいたお金です。
借入金は金融機関が回収を見込んでいたお金です。
1000 億円を超える負債とは、
それだけの債権(お金を受け取る権利)が
回収困難になる可能性があるということです。
負債があること自体が悪いわけではありません。
一般的に会社は借入や掛け取引を活用しながら
事業を回しているもので、
それはこの桶庄も同じです。
ただ問題は、
期日に支払えるだけの現金があるかどうかです。
会社が破産すると
土地や建物などは破産管財人によって換金され、
債権者への弁済に充てられます。
しかし、財産よりも負債が多ければ、
取引先は全額を回収できない可能性があります。
その影響が連鎖して、取引先の取引先まで
次々と資金繰りに行き詰まっていくことを
「連鎖倒産」といいます。

ではどのような会社なら続いていくのでしょうか。
答えはシンプルで
「支払うべき日に、
支払えるだけの現金が手元にある会社」
ということです。
会社は赤字になった瞬間に倒産するわけではありません。
逆に会計上は黒字でも、
手元に現金がなければ倒産します。
これを「黒字倒産」といいます。
例えば総額 1000 万円の工事を受注し
無事に引き渡しが終わっていたとしても、
お客さまからの入金が数カ月後なら、
それまで材料費やパートナーズさんへの支払い、
従業員の給料、税金などを支払うことができません。
売上も立っているし、利益も出ている。
しかし手元に現金がない。
これが資金繰りに行き詰まった状態です。
赤字は会社の体力を奪いますが、
現金が尽きれば会社は終了します。
会社は利益で強くなり、現金で生き続けます。
だからこそ、売上だけではなく
粗利と利益を確保し、確実に代金を回収すること。
そして、身の丈を超えた投資やマネーゲームを避け、
常にある程度の余裕資金を
手元に持っておくことが肝要です。

つまり毎年きちんと利益を出し、
代金を確実に回収し、
社内に現金を蓄えていくことは、
毎月約束通りに給料を支払い、
取引先への義務を果たし、
お客さまへのアフターフォローを続け、
さらには何かあったときに会社や取引先、
そして従業員を守っていくための備えである
ということです。
これからも約束を守り続けるため、
堅実な経営を積み重ねていく覚悟ですが、
みなさんいかがでしょうか。
今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
二度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたは誰の咲顔を描いていますか?
明日のために今日、幸せの種を蒔こう。
すべては、私たちの明日の咲顔のために!
To be continued…