社長通信(Never Ending Story) vol.78

  • 社長通信

みなさん、こんにちは!
今週も【社長通信】をお届け♪

~正しいプロセスは正しい結果をもたらす~

みなさんの中に登山が趣味の方はいますか?
重い荷物を背負い、汗まみれになりながら、
何時間も登り続けて立った
山頂からの景色は格別ですね。
でも、考えてみるとちょっと不思議です。
同じ山頂に立つなら、
誰かが操縦するヘリコプターで
乗せていってもらった方がよっぽど効率的です。
しかし、ほとんどの登山家はそれを望みません。
なぜでしょうか?
それは、自分の足で一歩一歩登っていくという
プロセスを楽しんでいる
(大切にしている)からです。

日々お客様からいただく
アンケートやお礼のお手紙を読んでいると、
プロセスについて書かれたものが
多いことに気が付きます。
例えば、問い合わせに至るまでの経緯や、
打ち合わせで悩んだこと、特にこだわった部分、
担当者との何気ないやり取りや、着工前の不安、
工事をしてくれた職人さんの
人柄に触れたものなど…。

完工に至るまでのプロセスが、
見慣れた自宅を
特別な場所にしていたことがわかります。
一つ一つのエピソードが、
何物にも代えがたい思い入れや
愛着に繋がっていくことがわかります。

「この壁紙を見るたびに、
担当してくれた早川さんのことを思い出します」

「長いこと待って考えてきたからこそ、
家づくりを思う存分に楽しめました」

「希望が形となっていく毎回の打ち合わせが
楽しみで仕方なかったです」

同じ山頂からの眺めでも、
自分の足で登ってきた人と、
ヘリコプターでやってきた人では
見え方が違うように、
同じ家でも、
その部屋にたくさんの想い出や
エピソードがある人と、
何の思い入れもない人には、
目に見える情景は違ってきます。

想い出は直接目で見ることはできません。
しかし、心の中にはずっと残るものです。
私たちの仕事は、
お客様のご自宅に目に見えない彩りを
添えていく仕事です。
住み慣れたご自宅を、
もっともっと好きになっていただく仕事です。
かけがえのない我が家を、
いままで以上に特別な場所にしていく仕事です。
今日の眼の前の一つ一つが、
私たちの明日の笑顔に繋がっていきます。
定期点検の時には、
そんな素敵なエピソードを
聴かせてもらえるくらいの
仕事ができるといいですね。

今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
2度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたはどんな未来を描いていますか?

To be continued…